「地域に根ざした酪農」を目指して。
未来への可能性を持ち続ける私たちの試み。
地域活動の取り組み
地域のみなさんが直接牛と触れ合える環境の提供
地域に根差した各種イベントへの協力を実施しています。
野村牧場では、酪農の発展や生産品の普及に貢献するため、所属団体を通して産業祭など各種地域イベントへの協力をしています。
パネルの展示、乳牛とのふれあい体験など、各地の実践活動の紹介やその拡大に努めております。
牛と触れ合い、搾乳を体験したり、生産者の生の声を聞いてもらうことで、毎日飲んでいる牛乳の生産現場や優れた栄養価について知ってもらう事を目的としています。
食と命の繋がりを実感し、食べものに対する感謝の気持ちや生き物に対する優しい心を育む共に、命の尊さを感じてもらいたいと考えています。
地域に根ざした酪農
臭いの発生を抑える工夫と進化する牛舎
頻繁な清掃も大変になる牛舎の臭い対策。
牛舎に牛が並んでいる様子は迫力がありますよね。正直、鼻をそむけたくなる方も多いのでは?ところが、最近では「臭わない」工夫も実施しています。
牛舎ではふん尿を早期に清掃するのが基本ですが、ひとまとめにして処理するのではなく、ふんと尿を別々に処理することによって尿のアンモニアがふんの微生物に反応して発生が高まるのを抑えます。そこからふん尿をたい肥化する際にも素早く乾かすことでにおいの発生を抑えられます。
また、ふん尿を発酵させ、短時間でたい肥や敷物に戻す技術も注目されています。ふん尿発酵のための大型機械の導入により、臭いの発生を抑え、かつ衛生的な作業が可能になりました。
つまり、発生する臭いをどう処理するのかではなく、臭いを出さないよう取り組んでいます。