未来に種をまく酪農の仕事。
野村牧場を皆様に知ってもらうために。
野村牧場について
おいしい牛乳で消費者を笑顔にしたい
父が育てた牧場を3代目として引き継く
当牧場は戦後、祖父が東京から移り住んでスタートした牧場です。現社長が3代目に就任したのは2016年。2018年に事業の機械化とスタッフの雇用を進め、福利厚生を充実させるために法人化を実現しました。
我々の仕事の基本は毎日の搾乳と牛の世話です。一般的な牧場では、「搾乳」、「牛舎の清掃」、「餌やり」、「仔牛の哺乳・育成」を毎日行います。現在は、AIの導入で社員にとっても働きやすい職場環境を実現しています。
いずれは自家製のジェラートやチーズも開発し、牧場の付加価値を高めたいと考えております。
野村牧場を見学したいとお考えの方
野村牧場は観光牧場ではなく『生産現場』です。
「牛を見せてください」「牛を触れますか?」「写真撮らせてください」という問い合わせを非常に多くいただきます。 関心を持っていただける事はとても嬉しいのですが、野村牧場は観光牧場ではなく『生産現場』です。
一般の方が見学できる受け入れ態勢ではありませんので、ご理解いただければと思います。防疫の面からも、不特定多数の方の出入りは禁止させていただいております。
お取引や就業ご希望の方、また、勉強として牛を学びたい学生さんは受け入れをさせていただいております。事前に日時をご相談ください。
酪農へ興味を持つ子どもたちへのメッセージ
生き物の命をわけてもらって人は生きている
もう一つは「生き物の命をわけてもらって人は生きている」という事を実感できるところ。 乳牛だからといっても大きくなれば自然と牛乳出せるものじゃないんですよ。
哺乳動物だから、赤ちゃんを育てるためにお乳が出て、それをもらって飲んでいるのが牛乳なんです。お乳を出し続けるための出産を毎年1回しなければ出なくなります。そして人も同じだけど、出産するっていうことは母体にとっても赤ちゃんにとっても危険を伴う一大事。そのことに向かい合っていくこの仕事は、生きる上で大切なことをじかに感じられる貴重な仕事だと思います。
牛のことだけじゃなくていいんです。生き物の世話をするという事がどういう事なのか。この仕事に興味を持つ子には、どんな動物でもいいから自分が責任をもち死ぬまで面倒をみるという、生き物を飼う経験を持っていて欲しいなと思います。