野村牧場は茨城県小美玉市で第一牧場を、
北海道標茶町で第二牧場を営む、『まじめ』な牧場です。

ごあいさつ/私たちの想い

株式会社SUN-FARM 野村牧場

代表取締役 野村 栄一

酪農の未来を切り拓いていきましょう!

ワークライフバランスを考えた、株式会社という選択。

これからの酪農を発展させるために法人化を決意

SUN-FARMは、2018年に法人化を果たした株式会社です。これまで酪農は個人経営がほとんどで、会社組織として経営するところはあまりありませんでした。法人化するに当たって、クリアしなければならないハードルは幾つもあります。しかし、これからの酪農を発展させるためには、どうしても法人化することが必要だと思ったのです。

酪農を行う人たちに充実した生活を送ってもらいたい

その理由の一つが、酪農を行う人たちに充実した生活を送っていただくこと。私自身、酪農を営む家に生まれ、仕事の大変さは身にしみて分かっていました。生き物相手の仕事なので365日休みはなく、子どもの頃に泊まりがけの旅行に行った記憶はありません。1日8時間労働、週休2日、年に2回の長期休暇などを実現するために会社組織に踏み切りました。

従業員が安心して働ける環境を創ることが酪農の未来を拓く第一歩

また、従業員たちが家族を持ち、車を買い、家を建てるといった当たり前の人生を送るためには、定年まで収入が保証された会社員という肩書きが必要です。現在、酪農への就農率は減少の一途をたどっています。その大きな原因の一つが、安定した生活を送れるのかという不安にあるのではないかと考えています。まずは、従業員が社員として安心して働ける環境を創ること。それが、酪農の未来を拓く第一歩です。株式会社にしたことで業務が安定し、福利厚生を充実させる余裕が生まれました。

未来型の酪農を目指し、最先端の科学とコラボ。

顧客からの社会的信用や事業の新たな挑戦

事業を拡大する場合にも、法人化は大きなメリットです。顧客からも社会的信用を得ることができ、取引先の拡大にもつながります。また、私たちは現在、北海道に第二牧場を開設しています。このような事業に挑戦できるのも、株式会社だからこそ。資金の調達をはじめ、様々な場面で活動範囲が広がりました。

従業員の負担を積極的に減らす取り組み

東京理科大学の教授とのコラボレーションで、酪農にAIを導入する計画も進行中です。自動搾乳はもちろん、搾乳時に牛の健康状態をAIに判断させ、獣医さんに自動的にデータを送り対応していただく。それが実現すれば、従業員の負担を減らすことにつながり、効率も大幅にアップします。酪農は基本的に重労働であることは事実です。だからこそ、従業員の負担を減らすための取り組みを、積極的に行っていく考えです。

酪農の魅力を一人でも多くの方に知ってもらいたい

私たちは、まだ挑戦者に過ぎません。しかし、一つでも成功例を作ることが、酪農の未来に貢献することだと私は思っています。酪農は大変なことだけではなく、牛たちとのふれあいを通して多くの学びのある素晴らしい仕事です。また、新鮮で美味しい牛乳を消費者の皆様に届け、健康的な生活を送っていただくことは大きなやりがいにもつながります。酪農の魅力を一人でも多くの方に知っていただくため、これからも新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。

環境/設備紹介

おいしい牛乳で消費者を笑顔に。酪農業界における機械化の進歩は近年目覚ましく、作業の効率化や人間にかわる労働力として発展しています。「機械+人の目」によって牛が健康に暮らせるように日々効率化を進めております。

牛舎施設

フリーストール牛舎 200頭入り 1棟
160頭入り 1棟
50頭入り 1棟
木造 つなぎ 40頭入り 1棟
フリーストール育成舎 50頭入り 1棟
カウフィーダー
(自走給餌機)
21立米 1台

搾乳施設

ロータリーパーラー 24頭同時搾乳
バルク・クーラー 8.0t
1.5t
パイプラインミルカーユニット 8基
個体管理コンピューターシステム  

機械施設

トラクター 5台
ショベルローダー 5台
フォークリフト 1台
トラック 2台
ダンプ式トラック 2台

糞尿処理施設

たい肥舎 2,000m2 1棟
密閉型急速発酵機 300頭処理 2基
予備発酵投入舎 500m2 1棟
曝気式汚水処理機
(処理水再利用)
20立米処理 1棟

糞尿処理能力 50t/日
たい肥生産量 30t/日

第二牧場について

北海道分場(育成牧場)の役割

北海道の牧場では、子牛の育成を行っています。

茨城の本場で生まれた赤ちゃん牛を北海道に運び、標茶町は町内に温泉もあり、自然豊かな環境の中ノビノビと親牛になるまで元気に育てます。そして親牛になったら再度茨城の本場へと返すというのが役割です。

牛は人間の子供と同じです。手をかけたらかけた分だけしっかり育ってくれます。言い換えれば、子供の時にどう育てるかで先々の結果が変わります。育成の仕方次第で、体つきだったり、親牛になったときの泌乳能力に影響することがわかっています。

牛も感情のある生き物ですので、私たちが愛情を持って接していけばちゃんと応えてくれます。

現在は、育成牛を約150頭、2名のスタッフで管理を行っています。今後、徐々に頭数を増やしていく予定にしており、また、先々は搾乳ロボットを導入して搾乳ができるようにしていきたいと考えています。

会社案内

会社概要

業種 畜産農業
商号又は名称 株式会社SUN-FARM 野村牧場
所在地

第一牧場
〒319-0103
茨城県小美玉市柴高774
TEL 0299-48-1828
FAX 0299-48-4566

第二牧場
〒088-2333
北海道川上郡標茶町上オソツベツ原野7線西5-4
TEL 015-488-4778

設立 1953年(昭和28年)
資本金 1,000万円
役員 代表取締役社長 野村 栄一
従業員数 17名
事業内容

酪農業全般 約900頭の乳牛を飼養しています。
先達の設備を導入し、効率化を進めています。「機械+人の目」によってより細やかな管理体制を整えています。

ロゴデザインのご紹介

デザインコンセプトについて

太陽の光をいっぱい浴びた、元気な女の子の牛をキャラクターにしました。そばかすがポイントで、レトロなタッチとポップすぎない色の組み合わせで広い世代に愛されるデザインです。

牧場概要

飼養規模
(2008年12月31日)
乳牛 総頭数 900頭
成牛 670頭
育成牛 230頭
(北海道へ預託)
国産若牛肥育(肉用) 年間生産頭数 200頭
和牛 ET
【使用種雄牛名】
平茂勝/勝忠平/福栄
年間生産頭数 60頭
生乳生産
(2008年実施)
生産量(年間) 4,100t  
乳質 脂肪 3.78%  
無脂固形 8.76%  
飼料栽培 飼料畑面積 38ha(うち借地 32ha)  
栽培作物 デントコーン+ソルゴの混合/通年サイレージ  

お気軽にお問い合わせください

0299-48-1828

〒319-0103 茨城県小美玉市柴高774
FAX 0299-48-4566